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Google TalkやiChatでも使用のXMPPマルチメディア拡張"Jingle"の文書公開

2005/12/19

海上忍

The Jabber Software Foundationは米国時間の15日、XMPPプロトコルのマルチメディア拡張技術「Jingle」に関する文書を公開した。公開された文書はピア・ツー・ピア通信の中核技術を定義した「Jingle Signalling」と、VoIPなど音声を用いる通信を定義した「Jingle Audio」の2点。

XMPP(eXtensible Messaging Presence Protocol)は、Jabber社が開発したインターネットメッセージングソフト「Jabber」をベースとしたXMLベースのプロトコル。Jabberの管理は非営利団体のThe Jabber Software Foundationに移管され、国際化機能やセキュリティ機能を付加したものがXMPPへと発展、2004年にはIETFによりインターネット標準のIMプロトコルとして認定された。

現在インスタントメッセンジャー(IM)で使用されるプロトコルは、Yahoo!の「Yahoo! Messenger」やMSNの「MSN Messenger」、AOLの「AIM/ICQ」など、プロプライエタリな規格が主流。異種IM間の通信はサポートされないため、標準化団体「IMUnified」が設立されるなど連携を模索した時期もあるが、具体的な成果は得られていない。

一方、2005年8月にベータテストを開始したGoogleの「Google Talk」、Apple Computerの「iChat」やGnomeの「GAIM」はオープンなXMPPを採用、異種IM間での相互接続が可能となっている。AOLも2005年4月にはJabberなど4社と提携、XMPPやSIP/SIMPLEといったプロトコルをサポートすることにより相互運用性強化の方針を打ち出している。

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