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Windows互換レイヤCrossOver Mac、夏登場へ - "MacでWindows"に第3の選択肢

2006/07/03

海上忍

米CodeWeaversは1日(米国時間)、Mac OS X向けのWindows用アプリケーション互換レイヤ「CrossOver Mac」の概要を明らかにした。対象はIntel製プロセッサを搭載したMacintosh(以下、Intel Mac)のみ、PowerPC搭載機はサポートされない。製品価格は1ライセンスあたり59.95US$、出荷開始は7月下旬から8月上旬が予定されている。

CrossOver Macは、オープンソースのWin32 API互換レイヤ「Wine」をベースに開発された、Windowsアプリケーションの実行環境。Windowsと高い互換性を持つAPIを持つため、WindowsをインストールすることなくWindows用アプリケーションを実行できる。ただし、CPUエミュレータとしての機能は持たないため、Windowsと同じx86互換CPUを搭載するIntel Macのみがサポートされる。

サポート対象として公式にコメントされているアプリケーションは、Microsoft Officeの一部(Excel 97/2000、Word 97/2000、PowerPoint 2000)、Apple Quicktime 6など50種。同社のWebサイトには、互換性の高い順に金銀銅に分類されたアプリケーションが掲載されている。

Intel Mac上でWindows用アプリケーションを実行する環境としては、現在Appleがパブリックβとして公開中の「BootCamp」のほか、米Parallelsが発売する「Parallels Desktop for Mac」がある。前者はIntel Mac上に他システムを導入してデュアルブート環境を構築するためのユーティリティ、後者はMac OS X上で平行して他システムを稼働するための仮想ソフトウェアであり、Mac OS XにWin32 API互換レイヤを追加するCrossOver Macとはいずれも実装が大きく異なる。

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