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「Windows Vista」の開発が完了 - 消費者向け発売は1月30日に

2006/11/09

Yoichi Yamashita

Windows Vista Ultimate

Microsoftの次期OS「Windows Vista」の開発が完了した。11月8日(米国時間)、プラットフォーム&サービス部門のプレジデントであるJim Allchin氏がVistaのRTM(製造工程向けリリース)を明らかにした。Microsoftの動画サービスSoapboxでは、Allchin氏によるRTM発表のイメージビデオが公開されている。一般向けのリリースは2007年1月30日が予定されており、リリースマネージャーを務めるSven Hallauer氏によると、2006年11月30日に予定されている企業ユーザー向けリリースを含めて、「全てが順調に進んでいる」という。

Windows Vistaのベータプログラムでは、顧客やユーザーがトラブルに陥ったり、とまどった部分を正確に追求できる仕組みを取り入れた。またWindows XP SP2の時に比べて、倍の規模でより長い期間をかけたストレステストを実施した。Windows Vistaは最も入念なテストが行われたOS製品であり、その結果、数多くの要因からVistaの信頼性が高められたとしている。Allchin氏は「堅固に仕上がった。この日を迎えられてスーパーハッピーだ」と述べていた。

RTMに到達したことで、今後はWindows Vista搭載PCを提供する予定のPCメーカーが最終テストと製品の仕上げに取りかかる。PCパーツや周辺機器メーカー、ソフトウエアメーカーも対応ドライバーやアプリケーションの完成に取り組む。同日NVIDIAが、Windows Vistaで標準となるDirectX 10をサポートする最新GPU「GeForce 8800」シリーズを発表した。Allchin氏はカンファレンスコールの中でGeForce 8800にも触れて、「Windows Vistaとの組み合わせは予想以上の驚きだった」とコメントしていた。

Windows Vistaの導入に際して、企業ユーザーは業務アプリケーションの動作検証作業を行う必要がある。Allchin氏は「ビジネスユーザーは安心できるまで検証すべきだ」と認めながら、Windows Vistaでは企業ユーザーの移行を支援するツール群が充実していると付け加えた。また一般ユーザーについては、「(Vistaの導入を)待つ理由なんて、1つも見あたらない」と自信を示した。

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