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米Salesforce.com、システム統合ソリューション「ApexConnect」を発表

2006/11/28

Junya Suzuki

米Salesforce.comは11月27日(現地時間)、同社のプログラミングプラットフォーム「Apex」にシステムインテグレーション機能を追加する「ApexConnect」を発表した。同社が以前に発表したアプリケーション交換プラットフォーム「AppExchange」上で提供されるインテグレーションサービスの総称で、アウトバウンドのメッセージAPI機能を追加する「ConnectOut」、Oracleが2007年夏に正式リリースを予定しているOracle 11iとの統合を可能にする「ConnectOracle」といった機能群がApexに追加されることになる。

Apexは、Salesforce.comが10月上旬に発表したばかりの新技術だ。SaaS(Software as a Service)等のオンデマンド・アプリケーションにカスタマイズ機能を加えるCustomforceをさらに拡張し、各種イベントやビジネスプロセスをプログラミング言語を使って直接記述する手段を提供する。ConnectOutは、このApexにメッセージング機能を追加するAPIで、Apexで記述されたアプリケーションからライバル他社の製品を含む外部アプリケーションとの通信が可能になる。これにより、企業システム内のアプリケーション統合がより容易になる。ConnectOutの提供は、2007年初頭に予定されているWinter '07のリリースとともに行われる。

ConnectOracleは、来年リリース予定の最新データベース製品Oracle 11iとの双方向通信を可能にするApex用のコネクタ製品。これにより、両製品間でアカウント情報を共用しつつ、各種データテーブルに対して相互アクセスが可能になる。同様のコネクタ製品にはSAP R/3用の「ConnectSAP」のほか、Microsoft Office、Outlook、Lotus Notes向けが提供されており、今回のConnectOracleはこれらの製品群を補完するものとなる。ConnectOracleは2007年前半のリリースが予定されており、Enterprise EditionおよびUnlimited Editionのユーザーに対して年間1万2000ドルで提供される。

また同社ではアプリケーション交換プラットフォームのAppExchange上に「ApexConnect」のカテゴリを追加することで、パートナー各社がApexConnectをベースにしたシステムインテグレーション(SI)のソリューションサービスを提供する場も用意する。現時点で25社以上のApexConnectパートナーが登録を行っており、Apexを絡めた統合ソリューションを必要とするユーザーにサービスを提供していく。

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