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進化するブログ、より楽しく使うための5カ条とは - 韓国

2006/11/28

佐々木朋美

世界的に人気のブログだが、韓国もその例に漏れない。ブログサービス「egloos.com」を運営している韓国のSK Communicationsが28日に発表したところによると、韓国のブログ数は人口の約4分の1以上にあたる1,000万を超えたという。

韓国マイクロソフトのオンラインサービス事業部が、韓国・香港・シンガポール・インド・台湾・タイ・マレーシアの7カ国、約25,200人を対象として行った調査では、韓国のブログ認知度は83%で全体平均の66%を大きく上回り、ブログの所有率も65%と全体平均の46%より20%も高い結果が出ている。

インターネット上ではブログ専門サイトが数多く見られるようになったのはもちろん、大型ポータルサイトでも当たり前のようにブログサービスが提供され、競争は激しくなるばかりだ。そこで、機能面で他のサービスと差別化を図ろうとする動きが活発になっている。

韓国のトレンドは、簡単なブログの作成から簡単なレイアウトの変更へ

Naverでは11月に入り「Naverブログ シーズン2」を公開したばかりだ。ここではHTMLなどの知識がなくても、メニューやタイトルなどのブログ構成要素をユーザーの好きなように配置できる管理ツールが提供される。また、それまで3種だったレイアウトを10種に拡大したほか、ユーザーが作ったブログデザインを「アイテムファクトリー」内で自由に共有できる点が特徴となっている。

Daumでもこれと類似したサービスを発表した。同社は現在「Tistory.com」という新しいブログサービスのベータ版を提供している。Tistory.comはブログプログラムをPCに直接インストールしてブログを管理し、ユーザーが画面構成を自由に変えられるのが特徴だ。また、Daumの既存のブログ機能である動画や画像関連の機能が強化される予定で、ベータサービスでは動画を無制限にアップロード、共有できるようになっている。

ちなみにこのTistoryを運営しているTatter and Companyは、現在注目度の高いベンチャー企業で、11月初めにはソフトバンクベンチャーズから15億ウォン(約1億8,700万円)の投資を受けている。同社では「TATTER TOOLS」という、TistoryのようにPCにインストールして利用するブログ作成プログラムを提供している。

これを利用すれば、自分の好きなURLによるブログが開設できるほか、管理プログラムを用いてドラッグ&ドロップでメニューを配置することができる。また、TATTER TOOLSに接続しなくとも文章の作成・登録が可能な遠隔ブロギング機能にも対応する。遠隔ブロギング機能は、「Google Docs」やMicrosoftの「Word 2007」など、XML-RPCに対応しているもので利用できる。

このようにユーザーの好きなようにブログを変更できるというのが今後のトレンドになっていきそうだ。

ブログで守るべき礼節5カ条

ところで、このようにブログが高機能化する中でも、ブログの質を高めるためにはユーザーの意識向上も不可欠だ。韓国には「アクプラー(悪意ある書き込みをする人という意味)」という言葉があるが、こうしたアクプラーによってブログ運営者の名誉が傷つけられることもしばしばあることだ。

SK Communicationsでは、自社のegloos.comだけでなく、全てのブロガーが参加できるような「1,000万ブロガー礼節キャンペーン」を実施。ブログで守るべき礼節5カ条を下記のように掲げている。

1.ブロガー間では常に礼儀を守り、正しくやさしい言葉使いを心がけよう
2.ブログの著作権を尊重しよう
3.ブログに残された良いコメントには、感謝の気持ちを表そう
4.考えが異なるブロガーの意見を尊重しよう
5.コメントやトラックバックを削除する時には、理由を明らかにしよう

上記は日本や韓国以外の国でブログを運営するブロガーにも当てはまりそうだ。この5カ条を見て、自分のブログでの姿も振り返ってみてはいかがだろうか。


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