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イーモバイル、ケータイ事業開始、まずは定額制データ通信サービスから

2007/02/19

大川淳

既報の通り、イー・アクセスの携帯電話事業を担うイー・モバイルは、下り伝送速度が最大で3.6MbpsのHSDPA規格によるデータ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」を3月31日から東京23区、大阪市、京都市と名古屋市の主要部で開始する。

「EMモバイルブロードバンド」サービスの料金体系は、「携帯電話サービスとして初めて、パソコンからの利用を含めた月額定額制を導入」(同社)した。

データプラン(ベーシック)では、月額基本使用料が5,980円で、イー・モバイルオンラインストア価格の場合、EM・ONE端末価格を含めた初期費用は95,000円となる。ただし、契約事務手数料2,835円が別途かかり、初回月額基本使用料に合算して請求される。それぞれ1年、2年の長期契約による割引プラン「データプラン(いちねん)」、「データプラン(にねん)」が用意されており、初期費用は1年契約で7万1,000円、2年で3万9,800円だ。契約期間中に他プランへ契約変更または解約した場合は、経過期間に応じた契約解除料がかかる。また、データプラン(ベーシック)を対象とした1年単位の継続利用契約による割引サービス「年とく割」もあり、こちらは月額基本使用料が4,980円となる。

データカード「D01NE」の場合は、端末価格を含めた初期費用が異なり、データプラン(ベーシック)で28,980円、データプラン(いちねん)は4,980円。

料金プラン 月額基本使用料 初期費用(端末価格含む イー・モバイルオンラインストア価格)
年とく割適用時 EM・ONE D01NE
データプラン(ベーシック) 5980円 4,980円 95000円 28980円
データプラン(いちねん) - 71000円 4980円
データプラン(にねん) - 39800円 -
※契約事務手数料2,835円が別途かかり、初回月額基本使用料に合算して請求される

さらに、開業記念キャンペーンとして、3月31日から5月31日までの間、月額基本使用料は無料となるほか、イー・アクセスから下り最大10MbpsのADSLサービスの提供を受けている同社サービスエリア内のユーザーに対して、「EMモバイルブロードバンド」とセットで申し込むと、「ADSLサービス」を月額1,500円とする。

最初にサービスが利用できる地域は、東京23区のほか、東海地域では、名古屋市東区、名北区、西区、中村区、中区、瑞穂区、熱田区、中川区、南区、および、守山区、名東区、天白区、千種区、港区、昭和区の一部、清須市の一部。

関西地域では、大阪市都島区、福島区、西区、港区、大正区、天王寺区、浪速区、西淀川区、東淀川区、東成区、生野区、旭区、城東区、阿倍野区、住吉区、東住吉区、西成区、淀川区、住之江区、平野区、北区、中央区、此花区、鶴見区、守口市、門真市、および、豊中市、吹田市の一部、京都市上京区、中京区、下京区、南区、および、北区、左京区、東山区、右京区、伏見区、西京区の一部。

サービス開始以降、2007年6月末までに、関東地域は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の国道16号線圏内で、関西地域は兵庫県の神戸市、大阪府の大阪市近郊都市の一部でサービスを提供し、その後も順次、主要都市にサービスエリアを拡大していく予定だ。

同社は、広告キャラクターとして、女優の松下奈緒を起用、イー・モバイル初のTV CMは、「キラキラ星」のメロディーにのせて「イー・モバイル」の社名、「モバイル高速データ通信」がもたらす「ユビキタス社会」を歌っていく内容だ。松下はビデオメッセージを寄せ、「『EM・ONE』で待ち時間も仕事中も楽しく過ごせそう」と述べた。

千本会長は、日本においてかつて、固定インターネットサービスがダイヤルアップで「遅く」「高い」状況だったのが、ADSLの普及で世界一「速く」「安く」なったことを指摘。「イー・モバイルは13年ぶりの携帯電話への新規参入となるわけだが、まずデータサービスを開始する。われわれはADSLで、固定通信でブロードバンド革命を起こした。それを携帯電話も実現する」と主張、既存事業者に戦いを挑む。

新CMキャラクターの松下奈緒がメッセージを寄せた

イー・モバイルの新CM

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