イン・メモリデータベースへの需要は? - オラクルTimesTen語る
2007/03/07
7日、日本オラクルは「Oracle TimesTen In-Memory Database 7」を発表した。米国において14日発表され、国内でも出荷・販売が決定したもの。
価格は「Oracle TimesTen In-Memory Database」がデータストアサイズ(※1)2GB以下の場合、プロセッサ(※2)あたり1,500,000円から。オプション製品も同じくデータストアサイズ2GB以下、プロセッサあたりの価格体系で販売され、「Replication - TimesTen to TimesTen」が750,000円から、「Cache Connect to Oracle」が750,000円から。4月3日より出荷が開始される。
※1: TimesTenがメモリ上に作成するデータベースのサイズ
※2: プロセッサのコア数に係数を掛けたもの。係数はOracle Database 10g Enterprise Editionに準ずるものとなる
今回のTimesTen 7はOracleが2005年にTimesTenを買収して以降、初のメジャーアップデートとなる。Oracle Databaseとの連携・互換性が強化され、ほかのオラクル製品と同様にライフタイム・サポートも提供されるようになる。
また、国内における研修コースの設置や日本オラクルによるパフォーマンス評価キットの提供など、周辺サポートが充実することになる。
TimesTen 7は、Oracle Database以外とあわせて使用することも可能だが、同社ではTimesTenをOracleアーキテクチャを補完し、"Real-Time Enterprise"を完成させるものとして位置づける。
つまり、Oracleのデータベース・ミドルウェアなどを使用する環境で、これらと密接に連携をとりながらアプリケーションを高速化、監視もEnterprise Managerを使い一元的に行うことができるというわけだ。具体的には、CRMアプリケーションにおいてアクティブな顧客のデータをTimesTenに、アクティブでない顧客情報はOracle Databseに蓄積することで、Oracle Databaseの分析など高度な機能を使いながら、アプリケーションの高速な応答を実現する、といったことができる。
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また、こうした通常のアプリケーションでの利用以外にも、通信機器などへの組み込み用途も狙う。すでにNECの「NC9000」シリーズにおいて、加入者管理系ノードでの適用実績もある。
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同社では、「NGN・オンライントレード・RFIDをはじめとするセンシングによって、(エンタープライズ アプリケーションに)これまでにない高速性がもとめられている」(常務執行役員システム製品統括本部長 三澤智光氏)とし、金融・チケット販売・監視システム・通信など、広い分野で拡販を目指す。
すでに同社ではTimesTenを含めた組み込みソリューションのための組織を設置、パートナーとも連携しながら、国内での体制を整えている。
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