Sunまたフラれる? iPhone/iPod touchへのJava移植は五里霧中
2008/03/12
Appleは6日(米国時間)、iPhone / iPod touch用ソフトウェア開発キットを発表した。そのほかiPhone 2.0 SoftwareやApp Storeでのソフトウェア配信について説明がおこなわれている。InfoWorldやReg Developer、そのほか複数の報道によれば、同発表を受けてSun Microsystems, Vice President of Java marketing, Eric Klein氏は、同社はiPhoneで動作するJava仮想マシンを開発中であり2008年6月以降にリリースする計画でいるという旨を伝えたとされている。
開発されているJava仮想マシンはJava Micro Editionをベースとしたもの。iPhone向けのJava仮想マシンは無償で提供される計画だという。将来的にはJava SEの技術を取り込むほか、JavaFX技術も取り込むことになるといった旨が述べられている。しかし同点についてはAppleからもSun Microsystemsからも正式な発表はおこなわれていない。
Javaデベロッパにとって同発表は朗報のように聞こえるが、実際はそう簡単な問題でもないようだ。同報道を受けてブログやフォーラムにおいて、公開されたiPhone / iPod touch SDKのライセンスに従うならば、Java仮想マシンを配布することはできても、Java仮想マシンで動作するアプリケーションは配布できないのではないか、という点が指摘されている。
どうやらEric Klein氏がおこなった発表は、Sun MicrosystemsとAppleの間に協定があっておこなわれたものではなく、公開されている情報をもとにSun Microsystemsが情熱をもって発表したもののようだ。ブログやフォーラムで指摘されているような問題があるのであれば、SunはAppleと前向きに検討を重ねていきたいという意向だ。
Sun Microsystemsは以前、AppleがMac OS XにZFSを採用するだろうと発表したことがあるが、その後で同報道はAppleによって否定されている。Appleにラブコールを送りつづけるSunだが、なかなか想いが伝わりきっていないようにみえる。
関連記事
関連サイト
この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます
ヘッドライン
- ルネサス、RXファミリ第3弾としてモータ制御向け「RX62T」を製品化[07:00 2/10]エレクトロニクス
- Rambus、次世代携帯機器向けメモリ「モバイルXDR」を発表[21:16 2/9]エレクトロニクス
- Intel、基幹業務システム向け次世代プロセッサ「Itanium 9300」を発表[20:47 2/9]エレクトロニクス
- MicronとNanya、42nmプロセスを採用した2GビットDDR3を開発[20:07 2/9]エレクトロニクス
- ISSCC 2010 - 日立、1Gbpsあたり消費電力1mW以下のトランシーバ回路を開発[19:52 2/9]エレクトロニクス
- CSSを最適化する3つのツール[17:17 2/9]JavaScript / CSS / HTML
- TIOBEプログラミング言語人気 - Scratch/Erlang/Scala/JavaFX[17:17 2/9]プログラミング
- Microsoft、Red Hat Linuxサポートをひっそり追加[17:15 2/9]システム管理
- IBM、8コア/32MB eDRAM搭載の高速CPU「POWER7」を発表 - サーバも販売開始[17:02 2/9]サーバとストレージ
- 【レポート】UTM最新動向 - クラウドに耐えうる処理性能と管理性の強化が進む[14:42 2/9]セキュリティ





