Sun、アクセス管理製品に対応した指静脈認証ソフトウェアを開発
2008/05/20
Sun Microsystemsの日本法人であるサン・マイクロシステムズは20日、企業内のユーザー情報の安全な利用/共有/管理を実現するアイデンティティ管理統合ソフトウェア「Sun Java Identity Management Suite」の1つであるアクセス管理製品「Sun Java System Access Manager 8.0」の認証に、日立製作所の指静脈認証システムの利用が可能となるソフトウェア「指静脈認証連携用モジュール」を、日立の協力のもと、開発したことを発表した。
Access Managerと今回開発されたソフトウェアによる指静脈認証システムの連携により、高いセキュリティレベルを維持しつつ、利便性の向上を実現するシングルサインオンシステムの構築が可能となる。
ユーザーの属性情報はAccess Managerで一元的に制御され、PCに接続された指静脈認証装置に指をかざすだけで本人確認が行われ、許可されているWebアプリケーションだけにアクセスすることができるようになる。また、ユーザーは利用のたびに求められるパスワードの入力が不要となるほか、パスワードの頻繁な更新や複数ID/パスワードの管理などをする必要がなくなる。
日立の指静脈認証技術は、体内にある指の静脈パターンを認証するもの。指静脈は体内の情報のため、成りすましや偽造が困難という特長を持つ。また、指に光を透過させて静脈画像を撮影する透過光方式を採用しており、形状が複雑な細かな静脈まで取得が可能である。
なお、Sunでは指静脈認証連携用モジュールにより、Sun Java Identity Management Suiteのアクセス管理機能を強化することで、さらなる市場拡大を図っていくとしているほか、日立でも国内外を問わず、さまざまなソフトウェアベンダ、SIベンダと協力して、企業、金融機関、官公庁・自治体などに向け、指静脈認証を利用したセキュリティレベル、ならびに利便性の高いシステムを提供していくとしている。
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