新エネルギー「振動力発電」機器が渋谷ハチ公前に登場 - "発明の母"はスピーカー
2008/12/05
誰もが気付かないうちに、石油や太陽光のようなエネルギー源になってしまう発電機器が、渋谷ハチ公前広場に登場した。路面に埋め込まれ、通行人が踏んだときに起こる振動を電気に変換する「振動力発電」を行う「発電床」は、体重60kgの人が2回足ぶみすると約0.5Wを発電する。設置期間は5日〜25日。
|
|
|
設置場所は、渋谷ハチ公前広場内の渋谷区憲章パネル前・横。右写真がパネル横の路面に埋め込まれた発電床だ。セレモニー取材中もひっきりなしに人が通行していたが、それでも平日1日の通行量が90万人という数字には驚かされる |
|
発電床は、慶應義塾大学の大学院生でもある音力発電代表取締役の速水浩平氏が発明したもの。今回、渋谷区が環境保全事業の一環として、1日70万〜90万人が通行するという渋谷駅前広場に設置した。5日に行われた「渋谷ハチ公前広場クリーンエネルギー実証実験 オープニングセレモニー」で、同区環境保全課長の松嶋範行氏は、国内外のメディアを前に「渋谷区は昼間人口が夜間人口の3倍に上る街。そのため、外来者に参加してもらえる省エネおよびCO2排出削減対策が必要だった。」と設置のきっかけを説明。また、「発電量や耐久性などを計測し、実験結果を発電効率の向上やより大規模な展開へとつなげていければ」と展望を語った。さらには、「単なる環境配慮型の発電なら、太陽光発電や風力発電でもよかったが、文化発信基地としての特性を生かす意味で、新しい試みにチャレンジした」と"新発明エネルギー"の話題性にも期待を寄せた。
速水氏は、電気を音に変換するスピーカーに着想を得て、「電気が音になるなら、逆も可能なはず」と考え、振動力発電の発明にいたった。今回の設置で発電された電力はエコイルミネーションのLED照明に使用されるが、2011年を目標に渋谷ハチ公前広場の地面すべてを発電床にするという構想もあり、実現すれば40Wの蛍光灯400本を24時間点灯させる電力を得られる計算という。
関連記事
- 【レポート】補助金復活! 本気で考える太陽光発電入門 前編 - 設置メリット"ホントのトコロ"[2008/12/3]
- ソニー・積水ハウス・JTB関東など9社が「新エネ大賞」受賞[2008/11/21]
- マイボトルで玉露や漢方茶を楽しもう - シブヤ西武が給茶スポットを新設[2008/10/22]
ヘッドライン
- 3/6〜3/12の経営chランキング - "富士通前社長騒動"が上位3位を独占[18:14 3/13]市場調査/経済動向
- 長引く不況に原価管理システムへの投資意欲が上昇 - システム業界動向[13:17 3/12]市場調査/経済動向
- 日立、スマートグリッドを基盤とするスマートシティの実現に向け新組織設立[12:59 3/12]企業動向
- 東京電力、スマートメーターの実証実験開始を発表[12:41 3/12]環境とエネルギー
- 【コラム】"本当の顧客要求"のつかみ方 第3回 ステークホルダーを正しくつかむ[09:00 3/12]コンサルの極意
- 三洋電機、電解水技術の最新動向を発表 - 春夏商戦向け新製品展示会も[09:00 3/12]企業動向
- 大塚商会と日立ビジネス、在宅勤務支援ソリューションを提供へ[09:00 3/12]ITソリューション
- インテック、クラウド環境にも対応する電子帳票システムを開発[09:00 3/12]ITソリューション
- 【インタビュー】Adobe + OmnitureがWebマーケティングの世界にもたらす完璧なワークフロー[09:00 3/12]経営戦略
- 導入法と使い方を大学教授が解説! 『Google Appsの教科書』発売[09:00 3/12]ITソリューション






