文字列CAPTCHAは時代遅れ? 画像回転を提案、Google
2009/05/13
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ボットと人間を区別するための実装に、いわゆるCAPTCHA(Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart)と呼ばれる仕組みおよび実装がある。よく使われるCAPTCHAは読みにくく加工された文字列が含まれた画像を使うもので、人間であればそこに何が記載されているか判断できるが、OCRソフトウェアには理解しにくいという仕組みに基づいている。
CAPTCHAを打ち破る技術は日進月歩で開発されている。CAPTCHAの入力は人間にとって快適な操作とはいえないため、この状況が進めば現在の文字列ベースのCAPTCHAが使われなくなる日がくるのも、そう遠い未来の話ではないかもしれない。CAPTCHAの代替技術や、CAPTCHAの一種として新しい試みをするものもある。SitePointにAlex Walker氏が掲載したGoogle's New CAPTCHA: The Only Way Is Up!が内容としては興味深い。
Google researchのRich Gossweiler氏、Maryam Kamvar氏、Shumeet Baluja氏らがまとめた論文What's Up CAPTCHA? A CAPTCHA Based On Image Orientationに焦点を当てたもの。文字を入力する代わりに、表示される画像を回転させて自然に表示されるところに揃えるというもの。画像も回転角度もランダムに表示されるため、人間には理解しやすいがボットには判別しにくいという仕組みだ。
What’s Up CAPTCHA? A CAPTCHA Based On Image Orientationのコメントには、その方法は効果が見込めそうだという意見から、画像によっては人間でも判断できないとか、画像から線の要素を取り出せばあたりをつけられるのではないか、許容角度を考えるとボットに対してほとんど意味がないのではないかという意見が寄せられている。興味深いのはGoogleはすでに画像関連のアプリケーションやサービスを提供しているという点だ。こうしたサービスと組み合わせて画像ベースのCAPTCHAを提供することは、Googleにとってみればない話ではないだろう。
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