VirtualBoxは消えゆく技術? Oracleの動向やいかに
2009/06/22
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VirtualBox is a powerful x86 virtualization product for enterprise as well as home use |
人気の高いx86フル仮想化プロダクトにVirtualBoxがある。VirtualBoxはもともとInnoTekによって開発され、InnoTekが2008年2月12日(米国時間)にSun Microsystemsに買収されたことでSunのポートフォリオとなった。USBスタック、RDPといった特定の機能をのぞきGPLのもとでオープンソースソフトウェアとして公開されている。OSSプロダクトの仮想化プロダクトとしては群を抜いて性能がよく、エンタープライズレベルの仮想化技術を簡単に導入できるプロダクトとして高い人気がある。先日、ホストOSにFreeBSDを加えるなど採用シーンを広げている。
しかし、既報のとおり、SunはOracleに買収された。OracleはVirtualBoxの扱いについて明言していない。すでに競合するポートフォリオを備えるOracleにとって、Sunの仮想化技術プロダクトをどういった扱いにするのかは依然として不透明な状況にある。
OracleはSunの買収後、仮想化技術を扱う企業Virtual Ironを買収した。さらに類似のポートフォリオを獲得したことになるわけだが、Alessandro Perilli氏がvirtualization.infoに掲載したOracle kills Virtual Iron brand, fires all employees but 10によれば、OracleはVirtual Ironのパートナーに対しVirtual Iron製品の開発停止、新規顧客開拓の中止、既存の顧客を含め新しいライセンス発行の禁止などを求めたという。
VirtualBoxがどういった運命をたどるかはわからない。Virtual IronのケースのようにOracleの既存のポートフォリオへの移行を促される可能性もあるし、OSS版のフラグシップとして活用される可能性もある。特定の機能をのぞきVirtualBox自身はOSSであるためソフトウェアそのものがなくなることはないが、企業の開発支援がなくなる可能性はある。
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