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EC、聴覚への悪影響を予防するため携帯音楽プレイヤーの安全音量設定へ

2009/09/30

末岡洋子

欧州委員会(EC)は9月28日(ベルギー時間)、MP3プレイヤーなど携帯音楽端末に対して安全基準を設定する方針を発表した。欧州電気標準化団体CENELECに、最新の安全基準を要求する。

現在、ECでは携帯音楽端末の音量に上限を設けていない。新たに安全基準を設定する目的は、携帯音楽端末を大音量で使用した際に聴覚に悪影響が及ぶのを防ぐため。安全基準ではデフォルトの音量設定として、80dB(デシベル)の場合1週間40時間、89dBの場合は1週間5時間以内とする。消費者はデフォルト設定を超えての利用も可能だが、その際は警告が表示される。米Appleの「iPod」をはじめ、EUで販売されるあらゆる携帯音楽プレイヤーが対象となる。

欧州連合の科学委員会が昨年調査したところ、携帯音楽端末を長時間大音量で利用した場合、その後、難聴など聴覚に悪い影響を与えることがわかったという。

ECによると、このところ携帯音楽プレイヤーの利用が増えており、毎日利用する消費者は域内に5000万人〜1億人と見込んでいる。このうち、1000万人が将来難聴になるなどの危険性があると予測している。

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