レッドハット、KVMベースの仮想環境管理製品群「RHEV for Servers」を発表
2009/11/18
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レッドハット マーケティング本部 部長 中井雅也氏 |
レッドハットは11月17日、仮想化製品群「Red Hat Enterprise Virtualization(以下、RHEV) for Servers」の提供を開始することを発表した。
RHEV for Serversは、仮想環境管理ソフトウェア「RHEV Manager for Servers 2.1」とハイパーバイザ「RHEV Hypervisor 5.4」の2製品によって構成されており、いずれもLinuxカーネルに標準搭載の仮想化機能「KVM(Kernel-based Virtual Machine)」をベースにしている。
これらのうち、RHEV Manager for Servers 2.1は、.NETアプリケーションとして開発されたGUIベースの管理ソフトウェア。RHEV Hypervisorおよび「Red Hat Enterprise Linux(以下、RHEL) 5.4」上に構築された仮想環境を管理するためのもので、物理サーバと論理サーバの双方の状況をグラフィカルな画面で監視でき、仮想マシンの作成や起動/終了、ストレージ/ネットワークの設定/構成変更も容易に行える。
また、稼動中の仮想サーバを停止させることなく別の物理サーバ上に移せる「ライブマイグレーション」を搭載しているほか、CPU使用率がしきい値を超えた際に仮想サーバを自動的に他の物理サーバに移す「システムスケジューラ」や、リソースの使用率が低い時間帯に稼働中の仮想サーバを一部の物理サーバ上に集約して不要なホストの電源を切断する「パワーセーバ」など、仮想サーバの稼働環境を最適化する機能も備える。加えて、パターン化されたOSイメージのテンプレートから仮想マシンを短時間に生成する「イメージマネージャ」をはじめ、環境構築時の作業を簡略化するものも用意されている。
なお、RHEV Manager for Servers 2.1は、.NETアプリケーションとして開発されているため、実行環境にはMicrosoft Windows Server 2003 SP2が必要になる。また、RHEV Manager for Servers 2.1にアクセスするクライアントに関しても、Microsoft Windows XPもしくはWindows Server 2003/2008、および.NET 3.5 sp1、Internet Explorer 6以降というソフトウェア要件が設定されている。
一方、RHEV Hypervisor 5.4は、最小限の構成で提供される独立型のハイパーバイザ製品。RHELとWindows Server 2003/2008をゲストOSとしてサポートし、仮想化対応CPUを搭載した物理サーバ上で動作する。RHELと同等のパフォーマンスを発揮でき、最大64CPU(96コア)、1TBのメモリーをサポート。ゲストOSも最大16仮想CPU、64GBのメモリーに対応できる。
RHEV for Serversは、サブスクリプションサービスとして提供される。サポートレベルによりスタンダードとプレミアムの2種類が提供されており、それぞれの価格、概要は以下のとおり。
| サポートレベル | 価格 | サポート内容 |
|---|---|---|
| スタンダード | 1ソケットあたり年間6万8000円(税別) | 電話およびWebサイトによるサポート、月〜金の午前9時〜午後5時 |
| プレミアム | 1ソケットあたり年間9万8000円(税別) | 電話およびWebサイトによるサポート、週7日24時間 |
さらに、導入コンサルティングサービスも用意されている。こちらの価格は80万円(税別)から。
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