【連載】
鉄道トリビア
12 つくばエクスプレスには「快速運転するエスカレーター」がある
2009/07/25
つくばエクスプレスといえば、秋葉原電気街と筑波研究学園都市を結ぶ鉄道路線だ。「快速列車」が秋葉原とつくばを45分で結び、列車の最高速度は時速130kmという俊足ぶり。また、東海道新幹線に先駆けて走行中の車内からのインターネット接続を実現したことでも知られている。そのせいか、通勤路線として注目されており、不況にも変わらず沿線の開発も進んでいる。
スピードは「鈍行」の約1.5倍
そして、そのスピードアップ精神は駅のエスカレーターにも反映されているという。なんと、秋葉原駅には快速運転するエスカレーターがあるのだ。設置場所は改札口の外側で、A1出口方面に2カ所、A3出口方面に1カ所となっている。
その速さを確かめたいなら、A1出口方面に向かう3基のエスカレーターがおすすめ。下りが1本、上りが2本で、上りのうち階段側の1本が、平日の始発から18:00まで高速運転となる。隣の「鈍行」は毎分30m、高速は毎分45mで、約1.5倍も速い。通勤客など急ぐ人には高速タイプが人気という。しかし、「あまりにも速くて怖い」という人のために、通常の速度も用意されているのだ。
実は、エスカレーターの速度は全国どこでも同じではない。標準的な速度は分速30mで、これがエスカレーター製造会社の初期設定となっている。建築基準法施工令および国土交通大臣の告示によると、勾配が8度から30度未満の場合は分速45m以下、勾配が30度以上35度以下の場合は分速30m以下と定められている。つまり、設置者がこの範囲内で速度を設定できる。旧型のエスカレーターは3〜5速の切り替えができるタイプが多かったそうだ。しかし現在はVVVFインバータを搭載し、かなり細かく速度を調整できるという。
つまり、私たちは今まで、気付かずに高速タイプのエスカレーターを利用していたかもしれない。つくばエクスプレスの秋葉原駅は、低速と高速を2本並べているために、はっきりと高速感を体験できるというわけだ。
目次
【連載】鉄道トリビア
ヘッドライン
- 長期熟成でなめらかで豊かな味わいに - サントリー新ジャンル「絹の贅沢」[11:02 2/10]グルメ
- 東海道から引退、新幹線「500系のぞみ」の勇姿を永遠に - 記念グッズ登場[21:00 2/9]鉄道
- ホンダ、原付スクーター「クレア スクーピー」のカラーリングを変更[20:58 2/9]車とバイク
- ホンダ、CB400 SUPER FOURとBOL D'ORのカラーを変更--特別カラーの限定車も[20:44 2/9]車とバイク
- 総合的な金融情報ソリューション提供、S&P「Capital IQ」部門が日本開設[20:36 2/9]マネー
- JAL、ワンワールド「残留」を決定 - 太平洋線シェアは2番目に[20:34 2/9]旅行
- マクドナルド、売れすぎてうれしい悲鳴 - 「Big America」販売計画見直し[19:53 2/9]グルメ
- トヨタ、「ヴァンガード」をマイナーチェンジし減税率をアップ[19:46 2/9]車とバイク
- ドゥカティ、「ハイパーモタード796」の発売日決定[19:30 2/9]車とバイク
- ボルボ、3ドアモデル「C30」の内外装のデザイン変更[19:02 2/9]車とバイク






