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【特集】

〜インストールから設定・活用まで〜 すべてが分かるWindows XP大百科

48 イベントビューア

2001/11/15

Cactus (阿久津良和 & 山崎剛)

○管理ツール(1)

(画面6−2)管理ツール

Windows XPの各種詳細情報をチェックするのが、この「管理ツール」だ。XPはNT/2000の流れを汲むOSなので、こういったサーバー的なツールが用意されているのだ。「管理ツール」アイコンをダブルクリックすると、他のアイコンのようにダイアログではなくウィンドウが開く(画面6−2)。ここには、システム管理のためのユーティリティソフトのショートカットアイコンが収められているのだ。

まずは「イベントビューア」。このツールは、Windows XPやアプリケーションの警告メッセージやトラブルシューティングのメッセージ(イベント)を記憶しており、各イベントの詳細を確認することができるというものだ。アイコンをダブルクリックして起動すると、「アプリケーション」ログ、「セキュリティ」ログ、「システム」ログの3種類にわかれており、「アプリケーション」には「情報」「警告」「エラー」と3段階の種類の各イベントが列挙される(画面6−3)。

(画面6−3)イベントビューア

中でも重要なのが「エラー」で、のコンポーネントハングアップはもとより、アプリケーションがハングアップした時の情報も記録されている(画面6−4)。実際、開発者でもなければデバッグ情報を見てもわけがわからないので意味がないかもしれないが、「イベントID」をインターネット上で検索することにより、対処法が見つかる場合もあるので試してみるといいだろう。

(画面6−4)イベントビューアでエラーログを確認

また、「システム」にも重要な情報が記録されている(画面6−5)。デバイスドライバソフトの不具合やネットワークコンポーネントのトラブルはここに記録されているので、Windows XPに不具合が生じている時は、ここをチェックするとよい。ちなみに「セキュリティ」は、後述する「ローカルセキュリティポリシー」で設定を有効にすることにより、XPへのログオン/ログオフ情報が記録されるので、必要に応じて有効にしよう。

(画面6−5)<イベントビューア>の<システム>

(画面6−6)「コンピュータの管理」

「コンピュータの管理」(画面6−6)は、ほかの管理ツールの持つ情報を参照したり、デフラグなどのディスク管理ツールを利用することができるものだ。「システムツール」ツリーには、「イベントビューア」「共有フォルダ」「ローカルユーザーとグループ」「パフォーマンスログと警告」「デバイスマネージャ」が用意されているが、中でも重要なのが「共有フォルダ」。そのパソコンが共有しているフォルダのリストや現在アクセスしているユーザー(またはパソコン)、現在開いているファイルをチェックするできる箇所だ(画面6−7)。また、「セッション」「開いているファイル」では、表示されたリストを右クリックして<セッションを閉じる>を選ぶことにより、相手の使用している接続を切断することも可能である(画面6−8)。

(画面6−7)共有フォルダ
(画面6−8)相手の使用している接続を切断することも可能

(画面6−9)ローカルユーザーとグループ

「ローカルユーザーとグループ」は、ユーザーやグループに関する設定を管理者レベルでコントロールする箇所だ。基本的にはコントロールパネル上の「ユーザーアカウント」と同じ設定だが、管理者的にはこちらの方が操作しやすいだろう(画面6−9)。「パフォーマンスログと警告」は、XP上でCPUパワーやネットワークトラフィックなどをチェックするためのもの。「イベントビューア」「デバイスマネージャ」は別欄で紹介するので割愛する。

(画面6−10)「ディスクの管理」




「記憶域」ツリーで重要なのは「ディスクの管理」(画面6−10)。ここからドライブ文字(ドライブレター)の変更(ただし変更できるのは、システムボリュームまたはブートボリューム以外のドライブ)やフォーマット、アクティブ化が行なえる。つまり従来お世話になった「FDISK」コマンドは不要なのだ。ここでは、例としてドライブ文字の変更を試してみよう。

一覧から変更したいドライブを選択して右クリックし、<ドライブ文字とパスの変更>を選択(画面6−11)。ダイアログが表示されたら、<変更>ボタンをクリックし、「ドライブ文字またはパスの変更」ダイアログで、任意のドライブ名を選択。そして<OK>ボタンをクリックすると、確認をうながすダイアログが表示されるので<はい>ボタンをクリックして設定完了(画面6−12)。ちなみに、この手順ではWindows 2000でいうダイナミックディスクをマウントすることもできる。「ディスクでフラグツール」は文字どおり「デフラグ」を呼び出し、「リムーバブル記憶域」はリムーバブルメディアをカタログ化して管理するものだ。

(画面6−11)<ドライブ文字とパスの変更>を選択
(画面6−12)GUIで各種設定が可能になっている

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