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【特集】

使ってる? Issue Tracking - trac 楽々ことはじめ

1 パニックプロジェクトを生まないために

2006/11/21

富田陽介

プロジェクトの情報共有を支えるための重要なタスクにドキュメンテーションと文書管理がある。あなたのプロジェクトでは適切な文書管理がなされているだろうか。通常、プロジェクトからは日々多くの種類/フォーマットの文書が生み出されている。そのため、文書管理に統制の無いプロジェクトでは、どこにある何を見ればいいのかを把握することでさえ、たちまち容易ではなくなってしまう。

プロジェクトに関する情報が増えてくる前に、一人でプロジェクト開発に従事しているあなたも、チームで開発をしているあなたも、散在する情報を整理したいと考えることだろう。

「今、プロジェクトで何が問題になっていて、何を片付けないといけないか」という情報群--ToDoやタスクリストとも表現できるこれらの情報群は、プロジェクト中のさまざまなシーンで出現し、これが管理されていないプロジェクトは、ほぼ確実に混乱に陥る。問題管理で取り扱う情報の種類は、確認し損ねた要件に関することや、スケジュール調整に関すること、バグ修正項目などさまざまだ。

これらの課題に対処するシステムのうち、とくにソフトウェアバグを管理するためのシステムはBug Tracking Systemと呼ばれ、システム開発の現場で活用されてきた。Bugzillaや影舞などのシステムを使ったのことある読者も多いことだろう。

Bug Tracking Systemのような仕組みを活用し、扱える話題を(バグに限らず)プロジェクト中に発生した問題点やタスクに一般化したシステムはIssue Tracking Systemと呼ばれる。直訳すれば「問題点追跡システム」であり、先に述べたようなプロジェクト上の問題点が、いつ発生し、どのように解決されたかを追跡管理できるようなシステムといえる。

本稿では、システム開発プロジェクトに関する情報を集約し、さらにIssue Tracking Systemとしても活用できるツールである trac を紹介する。


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