【特集】
詳解! Dojo Toolkit 1.0 (基礎知識編) - 頻出APIと便利機能を一気におさえる
1 Dojo Toolkit 1.0、満を持してリリース!
2007/11/25
Dojo Toolkit
先日、フルスタックのJavaScriptフレームワークであるDojo Toolkitのバージョン1.0がついにリリースされた。Academic Free License v2.1とBSD Licenseのデュアルライセンスが採用され、使用するプロジェクトに合わせてどちらかを選べるようになっている。
足かけ三年以上にわたり開発が行われた同フレームワークは、期待に違わず凄まじく多機能で、その全体像をつかむのも容易ではない。
今回は、Dojo Toolkitに関して広範かつ、なるべく詳細な解説を行うため、二回に分けた特集を試みる。
特集の前半である本記事は、Dojoの基本的な知識とトピックを解説したいと思う。後半では、Dojoが備えるUIウィジェットの話題を中心に、Dojoを使用してリッチなWebページを作成するための様々なテクニックを紹介したい。
ということで、前半記事スタートだ。残念ながら今回は基礎知識中心のため、あまり見栄えの良いサンプルが登場しないが、次回への足がかりだと思ってお付き合いいただきたい。
Dojo Toolkitのダウンロードとインストール
Dojoのインストールは非常に簡単だ。WebサイトからZIPファイルをダウンロードし、適当な場所に展開するだけだ。
展開が完了すると、以下のようなディレクトリ構造が出現する。
dojo-release-1.0.0
|- dijit … UIウィジェット (Dijit = Dojo Widgetの略) フレームワーク
|- dojo … コアライブラリ
|- dojox … 実験的なライブラリ、ウィジェットが多数収められている。
今回は、dojoディレクトリに収められたコアライブラリに絞った解説を行う。コアライブラリがサポートする機能は以下のようなものだ。
- ブラウザ判別用の変数など、基本的なユーティリティ
- 配列や文字列に関するユーティリティ
- モジュールシステム
- DOM/CSSの操作
- CSS3のセレクタを用いて要素の絞り込みを行う
dojo.queryパッケージ - イベント処理用ユーティリティ
- XMLHttpRequestやIFrame、JSON-RPCまでをサポートする通信機能
- 国際化対応
- ロギング
- クラスの作成や継承など、オブジェクト指向のサポート
では、まずは一般的なお作法に従って「Hello, World」から始めよう。
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